『秋』
☆宇田☆
秋は一番好きな季節です。
夏の間ずっと悩まされたアレルギーも落ち着いて、
食べ物も美味しくなって、元気になれる感じ。
長くなっていく夜に、空を見上げれば、冴え冴えとした月とご対面。
どこか儚げな花の香りのする夜風なんか吹いて来ようものなら、
思わず散歩に出たくなっちゃいますね。
まるで、自分の作った物語の猫達のよう(笑)。
でも、実際は、行きたいなぁと思うだけで、行きません。
だって、イロイロ物騒だもん。最近は。
もしもコワいコトに遭遇したら、どうします。
体力にも瞬発力にも自信無いから、ヤバいことはしたくないのだ。
だから、おうちでココアなんか啜ってるが関の山。
そんなわけで、私には秋は暖かい飲物が充実する季節でもあります。
紅茶・コーヒー・緑茶・ココアはいつも数種常備してますが、
いつもは手を出さないハーブティやフレバリーティを飲みたくなるのが、
毎年ちょうど今くらい。
思えば最初に凝ったジャクソン社のファイブ・オクロック(紅茶の銘柄です)と
出会ったのも秋でした。
バブルの前後はこんな私でも時流に乗っかり、
しばらくフォッションのアップルティーがお気に入りで、
中国的なモノに惹かれていた時期は、
わざわざ中華街まで烏龍紅茶を買いに行ったこともありましたっけ。
今年は、頂いたことでもあるし、ルイボスティーに決定の様相。
そんな時のお茶受けは、割り合い手抜きです。
100円ショップ出身の袋菓子や、せいぜいがチョコレートクッキー。
お菓子作りは、なかなか面白い作業ですが、
退屈しのぎとしては後始末が面倒すぎて、
自分のためだけになんて、めったにやりません。
ただ、例外はあるの。
リンゴをね、毎年、箱で頂戴するんですよ。
ピカピッカの産地直送物で、
「改良した農学者さん、作ったお百姓さん、果物の神様、エライ!」
と思わず言っちゃうほどの超美味な上物でね。
それがアータ、我が家の構成人数では
到底食べ切れないほどの数、やって来るワケ。
おそれおおくて、ダメにする前に全部食べちゃいたい私としては、
生食でもせっせと食べますが、加工もする。ムキになってする。
ジャムにプリザーブに、焼きリンゴにアップルパイ。
タルトタタンまではさすがにちょっと無理があるけど、
おかげでリンゴ菓子の腕だけは上がりました。
こういうのを「習うより慣れろ」と言う。
……のかな?
うーむ、どうでしょう。
当たらずと言えども遠からず、な気もしますが、
重箱の隅つつき的なイマドキの国語の試験だったら、
不適切な用法と見なされてハネられるかもね(笑)。
てことで、次なるお題は『隅っこ』で、よろしく〜。
(こういう展開になるとは思わなかったでしょう? ふっふっふ〜)
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