『観葉植物』
☆宇田☆


 > 葉っぱだけが茂ってるって?
 > 花が全然咲いてないって?
 > い〜いじゃないのヨ、綺麗なら。
 > ていうか、こちとら、そのグリーンの艶で勝負してんだからサ。
 > ンな野暮、今さら言っこ無し。
 > それより何より、欲しいのは水と栄養と日光だい。
 > 花咲く奴らとおんなじように、適度な具合で寄越してくんな。


「鉢植えは花が咲かないとイヤ」などというコダワリは私にはありません。
けど、実家の女連中は、口には出さねど、その路線だった、たぶん。
その証拠に、彼女達が買うのは絶対開花する種だったもんね。
もちろん、気持ちは分からないでもないです。
やっぱり花ってパッと目立ちますから。文字通り、花があるというか。
でも、その世話にあからさまに差をつけちゃ気の毒というもの。
というのは、実家じゃ観葉植物の枯渇死亡率、花の鉢より明らかに高くて、
それはつまり、世話する人が花の鉢優先だったからなのだ。
上記のツブヤキは、
そんな劣悪な環境の中で頑張ってた観葉植物クン達の代弁。
いや、直接聞いたワケじゃないけど、
こう思ってんじゃないかなぁ?と思って。

今我が家にいる観葉植物は、
もう5年選手のアジアンタム君1鉢のみです。
この手で霧もしょっちゅう吹いてるし、世話は割とちゃんとしてる、と思う。
全般的に植物との相性が悪くて、
枯らすの大得意な私にしては上出来の育成状態。
自慢じゃないけど、「これなら売れる!」と密かに思っているほどです。
ちなみに、サイズはかなりデカ目で、重いです。
次の植え替えを迎えたら、
持ち上げる時にヨッという掛け声が必要になるかも(笑)

てことで、次の御題は『緑の指』。
私が枯らすの専門(?)で、
こういうのは「火の手」の持ち主と言うんだそうです。
で、その反対で、植物を育てるのが上手い人の手は
「緑の指」と言われるらしい。
そういう連想でこの選択になりました。ヨロシク〜。


それにしても、なんで「緑の指vs火の手」なんでしょ? ちょっと疑問。
「緑の指vs真紅の指」(真紅は火の色ってことで)か「緑の手vs火の手」なら、
仕様のバランスが取れてて、理解できるんだけど…。
「緑の指」って単語は確かSF小説から出た言葉だったと記憶していますが、
てことは、翻訳語だから、こういう不体裁になるんだろうか? うーむ…




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(↓お題、『緑の指』は、「ある日花屋で突然に」部屋になります * 別窓開きます * )
「ある日花屋で突然に」