光ってる。
何もかも。


眩しい。
ステキ。



















涼やかに過ごすことを願いと約束として今そこに在る


















「キャーッもうっ、やめてよやだっ!アッハハハハ・・・」
「エルナ!そっち行ったよッ!」
「アナシア右から回りなッホラ!」



戦いと戦いの日々の、隙間のような僅かな時間。
私達女兵士は、訓練が終わったあと、みんなで申し合わせて、城の外れに集まった。みんなで一斉に鎧を脱ぎ捨て、湖の浅いところに浸かった。気持ちいい・・・!

今日は特別に日差しが強くて、鎧が鬱陶しくて最低だった。とにかく早く脱ぎたくて脱ぎたくてたまらなくて、留め具を外してその辺に放った時にはもう、ここは天国かと声を出して笑いたくなった。
湖の水は結構冷たくて、初めみんなで掛け合って遊ぶのにも肌が粟立ったが、慣れてしまえばみな我が物顔で、より深いところへと泳いでいった。



平和。それは、お互いをお互いとして尊重し、そして労る事の出来る心の余裕があるか否かを言うのだ。
私達は今まさに、顔を揃えて笑いあえるこの時間を誇りに感じていた。

続けばいい。いつまでも。














「・・・いーい、眺めだなぁ」
「・・・ホントに。この世の天国っちゃあ、こういうのの事を言うんだ・・・」
「なーにやってんだ?おっ・・いいねぇ・・」


城の外れの、湖に面した藪がつらなるその場所で、見たくもないケツが二つ並んでるのを見て、ビクトールが声を掛けに行った、まま戻ってこない。
オレは遠目にも、見たくもないケツが三つになった事に激しい嫌悪感を感じて、どうしてもひっぱたいて蹴散らしてやりたくなった。ザッザッと勢いよくケツが並ぶその場所に進んだ。

「おい。お前ら」
寄ってみて分かった。見たくもないケツ二つはリキマルとシーナだった。オレが声を掛けても振り返りもしやがらねぇ。まったく・・なんなんだ一体。
「・・・おい、一体何を見て・・・・・・・・!!」
湖ではしゃぐ女兵士達。かろうじて下着は付けてるが、眩しい日の光に照らされて、ここからでも下着が濡れて、透けて、・・・・・な、なんちゅう、コイッツら!!
「へへへ〜、フリック、いーもん見たな」
ビクトールが声を低くして、しかし今にもヨダレを垂らさんばかりの表情でオレに笑い掛けた。こ、この・・!!
オレはまず、茂みから顔を出したビクトールの足元に強烈な足払いをくれてやり、その場にすっ転ばしてやった。隣で派手に尻餅を付いたビクトールに、どうした?と顔を出した二人の腰の間に入り込み、両手で服の腰辺りの布をそれぞれひっ掴み、勢いよく茂みから引き抜いた。そしてその場所を自分の背に庇い、一瞬、何事かと目を見張る二人を、上からギッと睨み据えた。
リキマルはデヘヘ〜と頭を掻いているが、シーナはむうっとした顔をして、冷ややかな視線を浴びせるオレに対し声を抑えて噛みついてきた。
「なっ・・なんだよフリック!こんな素敵な状況に出くわすの、滅多にあるモンじゃないのに!邪魔するなよな!」
「・・・・・あのなあシーナ。やっていい事と悪い事の区別くらいつくだろう?せっかく女同士でゆっくり、休息の時間を取ってるんだ。そっとしといてやれよ」
大きくため息を付きながら、半目で諭すオレを、シーナはフフンと鼻で笑い飛ばした。
「それを言うならオレだって今心からの休息を取ってたところだから、それを邪魔する権利はお前には無いよな。ホラホラ、いいとこなんだからそこどけよ。大人げない事すんなっつの」
「・・・・大人げないって言わねぇだろこういうのは。いい加減にしとかねぇと、シュウ呼ぶぞ」
いつになくムキになってるオレを見て、ビクトールが苦笑してるのが目の端に映った。・・・・悪かったな。そうだよ。シーナの言うように、大人げないのはオレの方だ。言うに事欠いて、シュウ呼ぶぞ、・・ってのは。親に告げ口する子供か。だけど。


彼女が居るかもしれない。
もしかしたら、あの中に。



茂みに背を向けて腕を組んで、突っ立って動かないオレに対し、頭から煙を上げて歯噛みしているシーナの横で、リキマルが今度は顎を掻いている。でも、表情はまるで、オレの中にある何かを伺っている様子だ。それも少し、楽しそうに。

「あ、

「えっ!?・・           うわっ!たっ!ワアッ!!?」
ベキバキッ!ザザァ            ッ!と、勢いよく割れる茂みと、そして、
反転する、オレ。・・・え?
ビクトールがオレの肩をポン、と叩き、湖の方を指さしてその名を口にしたから、オレは思わず振り返りそうになって、・・・


今、オレは、・・・・何処に居る?!!










「「「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」」」

少し上に位置する茂みの中から、そこが裂けていきなり人が降って来た。
私達はしばし、その事態に呆然として、その、落ちてきた人物を全員で凝視した。・・・・フリック・・さ・ん・・?!

「・・・・や〜らしいな〜オイ、フリックは覗きの趣味があったのか〜?」
私達の中で一番古株のラインが、目を半分にして腕組みをした。彼女の腕の筋肉は、そこらの男兵士達にもひけをとらない。腕を組んで仁王立ちなんかされると、もう・・・・・・すごく、怖い。
でも、彼女の顔は、笑ってる。・・・私達も。みんな。
解放感、の、せいだろうか。           した手に出るなんて、この瞬間がもったいないような。

フリックさんは、どうしたらいいか分からない、という様に、赤い顔で一瞬うろうろと視線を彷徨わせて、ボソッと、すまん、と言って、急いで立ち上がりその場を去ろうとした。・・・・・アナシアが一瞬早かった。
「つーかまーえたっ!」
「うわっ!なっ?!」
一番岸に近かったアナシアは、立ち去ろうと背を向けたフリックさんに、後ろから飛びついて羽交い締めにした。キャー!という歓声と共に、岸の近くに居たエルナとダイアンが、ジャバジャバと水しぶきを上げてフリックさんを囲う。・・・・・マントを取られるまで、あっと言う間だった。一応濡れない様に、気を使って遠くへ放る。青が舞う。
キレイ。

「おっ・・!お前ら何をっ!!?ちょっ・・やめっ・・オイ!!」
「さあさあ、そんな暑いもん脱いで!」
「汗かいてるじゃない。水気持ちいいよ〜!」
暴れるフリックさんを3人で抑えつけて、器用にシャツを剥いで行く。・・・・・みんなすごい。
・・・私、何か、ちょっとだけ、悔しい。意識してなかったら、一緒になってベタベタ触りまくるのに。・・・・・なんて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・恥ずかしくて、出来そうもない。
だから私はそのまま、複雑な笑顔で、遠巻きに彼女達を見ていた。
岸に近い位置にある、湖の方に大きくせり出した樹の影で。


「ビクトール!アンタも一緒に入りたいなら酒場から樽ひとつ、アンタの奢りで運んできな!」
ラインの大声に、みな一斉にそっちを向く。・・・ビクトールさん?!・・・後ろに、シーナも、リキマルも、居る。・・・覗いてたんだ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フリックさんも?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まさかそんな事は・・ねぇ。

訝しげにそっちを見ていたら、一瞬、ビクトールさんと目があった。ビクトールさんはニヤッと笑って、ラインに向き直り、大声で言った。
「オレ達がせっかく楽しんでたのに邪魔しやがったから、突き落としてやったってのに、フリックだけ歓迎されるってのはしゃくに障るってもんだ!待ってろ!今こいつらに運ばせて、オレは一足先に、・・・・オイ」
「いっちばぁ〜んvv」
ビクトールさんが全部言い終わらないうちに、シーナがザザザーッと砂埃を上げて器用に岸辺まで滑り降りて来た。・・・・・ものすごく嬉しそう。ビクトールさんは側に居たリキマルに何事か言ってから、自分も突っ込んできた。
ラインがゆっくりと、降りて来たビクトールさんに歩み寄って、楽しそうに何事か話してる。
フリックさんは、と見ると、もう、上はキレイに脱がされて、真っ赤な顔して怒ってる。でも彼女たちは平気な顔で、ニヤニヤからかうように笑って、そして、










「あっ!」
「取っちゃった〜♪返して欲しかったら追っかけて〜vvキャー!」
恥ずかしいのと頭に来るのとで、完全に頭に血が昇っていたオレは、彼女達の一瞬の動きにすぐには反応出来なかった。後ろに回ったエルナの気配に、ハッと後ろを振り向く拍子に、前に居たアナシアがオレのバンダナを奪い取って、湖の中にバシャバシャと入って行ってしまった。ちっくしょう・・・・!
オレはさっきから、が何処に居るか、どんな顔してオレを見てるか、ものすごく気になって、でも探せなくて、

すんごい葛藤してるってのに・・・・!!よりによって水の中に誘うかよ・・!!

バンダナなんか放っておいて、さっさと城に戻ればいい。そう思ったら、下着一枚になったシーナがオレの腕をガシッと掴み、水の中に引きずり込もうとした。オイ?!!!
「待っててね〜vv今行くよ〜♪」
「おっおい!!シーナ!!」
「入っちゃえば共犯だもんな。ていうか一番先に上半身裸で、オレッち今イキマスって状態で既に、・・・主犯?」
ものすごいニヤついてオレを見るシーナの顔を、思わず本気で殴りつけそうになったオレの左側を、わしっとビクトールが抑える。このっ!!
「ビクトール!!てめぇっ!!」
「女達があんなに楽しそうにしてるってのに、お前がそんなだと興醒めだからな。しっかり楽しませてやれや。彼女達は普段、オレ達の言葉ひとつに駒になって命預けてんだし」
「そっ・・それとこれとは・・」
「そうそう。話の分かる士官サマの方が、命預ける甲斐もあるよなっ」
「シーナ!」
「まあ、これも休息だ。難しく考えんなって」
あれよあれよと言う間にオレは、大した抵抗も出来ないままズルズルと引きずられて、腰まで水に浸かってしまっていた。水は思ったより冷たかった。血が昇った頭に、急速にその冷たさが染み込んだ。
思わず息を呑むと同時に、シーナがパッと手を離し、バシャバシャと勢い良く、オレのバンダナを握って逃げた彼女達の方へと泳いで行った。ビクトールもそれに合わせて、パッと手を離す。
つとビクトールの顔を、ジロリと険悪に睨むと、あっち、と、気持ち良く笑ってかわし、岸辺を指さした。なんだってんだ・・ったく!
そちらを見ると、ラインが水の中に戻りしなに、オレに向かってウインクした。そして、笑って、言った。
「たまにはしっかり相手しておくれよ!色男!」
「そういう事だ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〜〜〜!!」
額に手を当てて、状況の恥ずかしさに赤い顔でため息を付くオレの肩に、ポン、と軽く手を置いて、ビクトールがまた違う方を指さした。オレはつい、今度は何だ!と、ヤケになって、深く考えずそちらを見た。と目があった。あっ・・

水は腰までの位置。樹の影になって、雫の滴るその体に、木漏れ日が舞っている。
鎧の上からでは分からない、柔らかそうなそれが、下着が濡れているせいで、肩から下に綺麗な線を描いて浮き上がって。
一瞬、自分を見たオレに、驚いたような顔をして、それから、

                  微笑った・・・・



そして、パシャン、と、小さなしぶきを上げて、瞬く間に水の中に潜ってしまった。
「あ、はあそこな」
「ッ!・・」
飄々とビクトールが言う。遅ぇよ!!
赤い顔でビクトールに向き直ると、奴は、じゃあな、と、手を振ってラインの方に泳いで行ってしまった。オレは、もう一度、 の姿を視界に入れたくて、風に揺れる樹の回りの水辺に、視線を泳がせた。何処にもいない・・・・。
「フリック〜!こっち〜♪」
「っ!!・・・・・・・・たくっ!なんだよっ!!?」
歌うように言うシーナの呼びかけに、オレは苛立ち、ガバッとそちらを向いた。シーナがオレのバンダナを手に持って、ひらひらと頭上で振った。そして、両手で端を持ち、ビッと勢いよく引っ張った。
「半分に裂いちゃおっかな〜?」
「バッ・・シーナ!てめっ・・このやろ!」
もう、どうしようもない・・?           ええい!もう、知るか!こうなりゃヤケだ!
オレは勢いよく水を蹴って、怒鳴りながらシーナの方へ向かって水の中へと突っ込んだ。













「キャーッアハハハハッ」
「シーナッこっちっ!」
「えいっ!わっぷっ」
「このっ・・!ちくしょっ・・沈めシーナ!」

フリックさんに頭から抑えつけられて、シーナが手と足だけ水面から出して、バシャバシャと大暴れしてる。
その隙にも、ダイアンがバンダナを持って、フリックさんの手の届かない距離に泳いで逃げてしまって、
・・・・・・・当分、取り戻せなさそう。

私は、頬に微妙な苦笑いを浮かべたまま、その賑やかな輪の中に入れずにいた。もう一度あの樹の下に戻って、そこから、少し離れた彼女達を見ている。
・・・そして、フリックさんを。

思ったより体に傷が無い。・・・キレイな肌してる。
太陽の光を、水と共に勢いよく弾く、綺麗な背中。
空に舞ったバンダナを奪い取るのに失敗して、深く潜り、水に浮かび上がる。
その合間に、笑顔が多くなって来た。・・・・楽しそう。

こんな間近で、その笑顔を見られたその事が、なんだかとても嬉しくて。
みんなが笑顔で。
水も心地良くて。

今日は、本当にいい日だった。彼女達も、きっと、そう思ってる。私も・・・・



ふ、と、気付いたら、輪の中にラインとビクトールさんが参戦していた。二人とも、フリックさんがギリギリまで近付いてから、サッとかわし、・・・・・・・・・・・・・だんだんとこっちに、近付いて・・・・え・・・?
気付いたら、ガバッと水から浮き上がったフリックさんの背中が、すぐ近くに来ていた。アナシアがラインからバンダナを渡されて、ラインのその視線の先に私を見付けて、パッと私に向かってバンダナを放った。
ッ!ホラッパス!」
「えっ・え?!」
私は慌ててそちらの方に向かって飛び出した。バンダナが風に煽られて、・・・・水に、
「ぷあっ!・・このっ!・・・・やろっ!」
一度水に潜っていたフリックさんが、前方に勢いよく進んだ私の目の前に、水面を勢いよく割って飛び出した。瞬間、回り中に聞こえたんじゃないかってくらい、激しく動悸がした。耳が痛いくらい。
フリックさんは、風に流れるバンダナを掴もうと、手を伸ばした。その目の端に、私が映った。驚いた顔で、目を見張った。
私の方が先に驚いてた分、フリックさんより一瞬早く覚醒した。バンダナを・・!
身を乗り出して、そちらに手を伸ばす。・・・・掴んだ!
早く逃げてーっ!」
エルナの歓声が飛んだ。っ・・て、言っても・・!
私は勢いよく突っ込み過ぎたせいでバランスを崩しかけてて、それよりも、
「あ、あ・・・あっ・・!!」
「えっ!わっ?!んムッ・・・!!!」

一気に頭の先まで水が浸透する。冷たい・・・・!

身を乗り出したフリックさんもバランスを崩して、水に沈み込もうとしていたその先に、倒れ込んでしまった。
胸に感じるフリックさんの顔・・・!!


耳に聞こえるのは、水面に向かって空気の昇る音。
ふと、背中と腰に、フリックさんの手の感触。気のせい?それとも・・・・・・・・・?













「ぷあっ・・ハアハア・・・・ハァ・・・・」
「・・・・ゲホッ・・ハア・・す、すまん・・」
「・・い・・いえ・・・私こそ・・」
勢いよく水から顔を出して、オレはとにかく一番に謝った。


はずみとはいえ、抱き合うようにして沈んだ。
顔に当たるの、胸・・・・。思わず、抱きしめたくて、我慢できなくて、つい、
            ・・・力を込めた。・・・一瞬だけ。
水の中なのに、の匂いが鼻孔を突いた気がした。




息の苦しさに、慌てての腕を掴み、水面に浮かび上がる。の黒い髪がより一層滑らかに、艶やかにたゆたう。
オレは視線の持って行き場が無くて、今思い出したみたいに、バンダナを探した。・・・・・の手に、それは握られていた。
捕まっちゃダメじゃん!も〜!」
ガハハハとバカ笑いするビクトールに合わせて、数名のブーイングが聞こえる。と、岸辺からリキマルの呼び声。酒の樽と、数名の野次馬を運んで来た。
彼女達はみんな嬌声を上げて、岸辺に向かって泳いで行った。急に、静かになる水面。

目の前に、髪から水をしとどに滴らせて、岸辺の賑やかな面々を見る彼女。
表情は無く、気持ちが読めない。
オレは足元がおぼつかなくて、軽く咳払いしてから、静かに言った。
「・・・ンんっ・・・・・返して、くれるか・・?」
手を差し出して、バンダナを見る。彼女も同じように、バンダナに視線を移した。
暫くそれを見つめていたが、やがてゆっくりとバンダナを水から出し、両手で絞った。パタパタと、水滴が水面に落ちる。・・・絞ってから返してくれるのか?・・・以外に律儀だな。
などと暢気に考えていたら、彼女がオレの近くに寄って、無表情のままで、言った。

「・・・少し、屈んで下さい」

「え?・・・」

か、・・・屈む?
が何を言ったのか、咄嗟には理解出来なくて、改めて問うような顔で彼女を見た。
は、無表情だったその顔に、ふんわりと優しい笑みを浮かべ、バンダナを持ってオレの眼前に迫った。とん、とオレの後頭部に、一杯に伸ばされたの手が軽く当たる。オレはその動きに合わせて、少し俯いた。

・・・・・・・目のやり場に、          困る。凄く。

今オレ達は胸の辺りまで水に浸かっていて、水面が軽く波打つたびに、俯いたオレの目の前で、彼女の・・・
オレはもう本当に、男として、かなり、困ってしまって、軽く目を閉じた。
今度こそ、気のせいじゃなく、本当に間近から、彼女の・・・甘い匂いがした。




時間が止まれば・・・いい。            今のオレがそう願うのは、傲慢だろうか・・・。














時間が止まればいい。そよぐ風の心地よさに、水の穏やかな水面に、
俯く彼の、水に濡れた髪から滴る雫に、・・・・・・そう、願った。














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ちょっと休憩、という感じで、番外です。
9からの話の流れ的には特に、番外、と銘打たなくてもいいかなと思ったので、そのまま続けました。
でも一応、番外。なのでタイトルも別に有り。

すんごいモテてるけど、それに対して鈍感な彼の方がいいです。
常に女性の目を意識しててなんて欲しくないです。
でもすんごいモテてる彼がいいです。(笑)
フリックがあんなに動揺して嫌がるのは当然なんです。そんくらい、下着が透けてるから。
しかしそんな事にはおかまいなく、そんな時こそ楽しむのが、まあ、大人の流儀ってもんで。(笑)
だからやっぱり、一番大人げないのはフリックなのです。(笑)
1人だけズボン着用のままだし。パンツいっちょだったら、暫くは水から上がれない。
・・・・・・・そんな彼がいいです。(笑)